桜川市内の「真壁の町並み」で来年2月から3月にかけて開催される「真壁のひなまつり」で結婚式を挙げるカップルを現在、実行委員会が募集している。ひなまつりの開催は来年で10年目を迎える。

　結婚式希望者の募集は今回が初めて。真壁は、見世蔵や土蔵、門など、国の有形文化財が並ぶ町並みが大きな特徴。風情のある昔ながらの町並みに合わせ、結婚式も昔のように街中で祝福しよと企画した。

　仕掛け人である、ウエディングプロデュースショップ「エクラ」（水戸市）の山本恵さんは「以前から企画していたが、大震災の影響で真壁も大きな打撃を受けた。一度は中止の案も出たが、10回目の記念すべきひなまつり。町の皆さんの気持ちも強く、あらためて開催を決定した」と話す。　「真壁は歴史を感じる事のできるすてきな街。ひなまつりという華やかな時期にお祝いを迎える事は、新郎新婦にとっても一生の思い出になるはず」とも。

　ひなまつりの開催期間は2月4日～3月3日。結婚式を行うのは2月25日と3月3日の2日。各日1組限定でカップルを募っている。