茨城・龍ヶ崎で「田んぼの学校」-田植えを通して自然とのふれあい

昨年の「田んぼの学校」の様子

昨年の「田んぼの学校」の様子

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 龍ヶ崎の「横田農場」(龍ヶ崎市)で6月上旬、「田んぼの学校」が開催される。

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 田んぼの学校は、自然体験学習活動として、水田や水路、ため池、里山などを遊びと学びの場として活用する環境学習の総称。同農場では子どもを対象に、9年前から開いている。

 同農場代表の横田修一さんは「きっかけは田舎に嫁いできた妻の反応。田んぼの中の虫や動物、魚などが動き回り、稲がガサガサと動くのを驚き、楽しんでいた。昔から身近に農業があった私は当たり前だと思っていた事が、実はなかなか体験できないのだとあらためて実感した」と振り返る。付近の幼稚園の園児や募集で集まった参加者など、毎年たくさんの人でにぎわうという。

 「最近の子どもたちは、田んぼがどういう所なのか知らない子が多い。さまざまな生き物や、土の感触など、本物の自然を体感してもらいたい」と横田さん。「これからの時代を担う子どもたちに、米作りを通して自然の素晴らしさを継承していくのが狙いだが、まずは楽しんでもらうのが先。作業後に皆で食べるおにぎりが毎年楽しみ」とも。

 今年もゴールデンウイーク開けから参加者を募集する予定で、開催準備を進めているという。

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