つくばで映画「SWITCH」自主上映-200人観賞、遺伝子の可能性語るトークも

トークショーの様子(中央は映画を製作した鈴木七沖さん)

トークショーの様子(中央は映画を製作した鈴木七沖さん)

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 つくば国際会議場(つくば市竹園2)で3月2日、子育てをテーマにしたイベント「映画『SWITCH』自主上映会&トークライブ」が開催され、幼児から大人まで約200人が参加した。

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 同作では「眠っている遺伝子のスイッチをオンの状態にして人間の無限の可能性を引き出す」という筑波大学名誉教授村上和雄博士の研究を追う。

 「一人の人が持つ遺伝子は約60兆個。使われる遺伝子はその中の2パーセントか3パーセント」「一人の人は果てしない数の祖先からつながって存在している」など、研究で明らかになった事実やスイッチが「オン」になった人たちのドキュメンタリーに会場全体が引き込まれている様子だった。

 トークライブでは「命は奇跡の贈り物」をテーマに「子どもの可能性や命、遺伝子をオンにするには」について話が繰り広げられ、ゲストの鈴木七沖監督が子育て秘話を語り会場を盛り上げる場面も。

 主催の「クルール」プロジェクトチーム代表ママの阿南幸代さんは「「『スイッチがバリバリ入った』『もっと話を聞きたかった』など、うれしい感想をもらった」と振り返る。「愛や笑いや感動といった良い心の状態が遺伝子のスイッチをオンにする。遺伝子オンの生き方で人間の無限の可能性がまだまだ広がる。そう感じられる場所を皆と共有できて良かった」とも。

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