
「つくば中華フェス2025」が10月25日・26日、つくばセンター広場(つくば市吾妻)で開催される。
同イベントは「食を通じて世界をつなぐ」「地域から国際交流を広げる」をテーマに、「食」「芸」「文化」の3要素で中華の魅力を体感できるイベントとして昨年初開催した。昨年は3万人以上が来場した。今年は規模を拡大し、グルメ・芸能・文化体験の内容を充実させるという。
グルメゾーンでは、四川、広東、上海、台湾など地域色豊かな中華料理を提供する約10店舗が出店。四川マーボー豆腐を提供する「麻辣(マーラー)十食」、マーラータン専門店「毎日マーラータン」、とんかつ店「とんQ」、台湾料理店「百香亭」、霞ケ浦のシラウオのかき揚げを販売する「ヤマイ水産」などが軒を連ねる。中国食材を扱う「廣記商行」や「雪花ビール」も初出店する。
ステージでは、中国伝統芸能のパフォーマンスを披露。瞬時に顔が変化する「変面」、「獅子舞」や「京劇」、二胡(にこ)の生演奏、中国雑技によるアクロバットショーなどを予定する。昨年好評だった餅つき大会も行う。
カルチャー・体験ゾーンでは、中国茶の試飲や伝統服の体験、中華雑貨の販売などを行う。
実行委員会の孫麗さんは「本格中華の味わいを通して、中国文化の奥深さを伝えたい。昨年は料理だけでなく伝統芸能や文化体験にも多くの方が関心を寄せ、食と文化が共にあることで、より深く中国を感じられるイベントとして好評を頂いた。今年はその思いをさらに広げ、より多くの方に中華文化の魅力を体感してほしい」と話す。
開催時間は、25日=11時~20時、26日=10時~19時。入場無料。雨天決行。