常磐線土浦~友部駅間の開業130周年を記念したセレモニーとイベントが11月23日、土浦駅東西自由通路で開催される。主催は東日本旅客鉄道水戸支社。
「JR設備のお仕事体験」の様子(写真提供=東日本旅客鉄道水戸支社)
常磐線土浦~友部駅間は1895(明治28)年11月4日に開業し、今年で130周年を迎える。記念セレモニー(10時~10時30分)には、土浦市長、土浦商工会議所会頭、土浦市観光協会会長、かすみがうら市長、石岡市長、小美玉市長、笠間市長、JR東日本水戸支社長など沿線自治体の代表者らも出席する。
記念イベント(10時~15時)は会場で、各駅の魅力紹介、土浦市のマスコットキャラクター「つちまる」と「ムコナくん」との撮影会、鉄道クイズ大会、JR水戸吹奏楽団による演奏、子ども駅長制服体験、オリジナル缶バッジ製作体験、鉄道模型展示、JR設備の仕事体験、鉄道グッズやSuicaペンギングッズ販売などを予定する。11時からはステージイベントを行う。
同支社では、開業130周年記念キャンペーンとして関連企画を行う。11月4日~12月31日は「常磐線『土浦~友部』開業130周年記念クイズラリー」を行う。取手駅~友部駅の各駅と水戸駅で台紙を配布し、対象7駅のうち4駅以上を巡ってクイズに答えた人にオリジナルノートを進呈する。引き換えは土浦駅、神立駅、石岡駅、友部駅の各改札で行う。
11月1日~12月31日は「常磐線『土浦~友部』開業130周年常磐線特急えきねっとチケットレスキャンペーン」を行う。エントリー受け付けは12月31日まで。期間中、土浦駅、石岡駅、友部駅を発駅または着駅とする常磐線特急「ひたち・ときわ」の在来線チケットレス特急券の利用者の中から抽選で130人にJRE POINT1000ポイントを進呈する。
現在、開業130周年記念グッズの販売も行っている。販売場所は、NewDaysミニ土浦5号(改札内)、NewDays KIOSK土浦改札外店、NewDaysミニ神立、NewDays石岡、NewDaysミニ友部。11月23日は土浦駅東西自由通路でも販売する。商品ラインアップは、ステッカー(380円)、電車キーホルダー(550円)、クリアファイル(440円)、ボールペン(500円)、駅名標キーホルダー(770円)など。
開業記念ロゴは対象駅の社員からアイデアを募集し、土浦駅社員が生成AIを活用してデザインした。土浦の特産品「レンコン」と友部の「笠間の栗」、沿線の景色をイメージし、線路の周りに筑波山と霞ケ浦を表現した。12月下旬まで、土浦~友部駅間の各駅ホームの階段に開業記念ロゴを使った階段アートを設置するほか、9月中旬~12月下旬は、開業130周年を記念したポスターを土浦~友部駅間の各駅に掲出する。