子どもたちが遊ばなくなった玩具やグッズ、アクセサリーなどを持ち寄って交換する「かえっこバザール」が4月11日、つくばのSC「イーアスつくば」（つくば市研究学園C50街区1、TEL 029-828-8000）で開催される。

　同バザールは、現代美術家の藤浩志さんが始めたものだが、子育て支援組織や地域の美術館、博物館などが賛同し、近年では全国各地で行われている。

　当日は、遊ばなくなった玩具を持参し会場で子ども通貨「カエルポイント」と交換。ポイントに応じて他の玩具を手に入れる。店のお手伝いやワークショップに参加してもポイントをもらうこともできる。玩具の交換だけでなく、「参加者のコミュニケーションの楽しさも魅力」だという。

　主催は、茨城県内で子育て支援などさまざまな地域活動を行うNPO法人「水戸こどもの劇場」、「おもちゃの病院」など。同NPOの袴塚宏美さんは「地域の大人も子どももこのバザールでつながって、つくばがもっともっと笑顔のあふれる街になれば」と話す。

　会場では「おもちゃ病院」も同時開催。先着10人の壊れた玩具を無料で修理する。

　開催時間は10時～17時（最終受け付けは16時）。