つくば市最大の夏祭り「まつりつくば2010」が8月28日・29日に開催され、大勢の来場者でにぎわった。会場は、TXつくば駅周辺(第1会場)、研究学園駅前公園(第2会場)。今年は、つくば市新庁舎開庁と、30回を記念したさざまなイベントが企画された。
つくば駅周辺では、ねぶたやみこしが練り歩くまつり大パレードが行われ、音楽演奏やキャラクターショー(特設ステージ)、「つくばの良い品」販売PR(バザー広場)、ポニー体験乗馬(ふれあい広場)、屋台村(クレオスクエアわくわく広場)などが多彩に展開された。
パレードみは、21世紀型ねぶた「バルーンねぶた」が今年も登場。日本伝統のねぶたとコラボレーションし、その周りを跳人(はねと)と呼ばれる踊り手が衣装全身に鈴を付け、太鼓やはやしに合わせて「ラッセラー.ラッセラー」と掛け声に合わせて飛び跳ね練り歩く。そのほか、科学万博(エキスポ85)で初お目見えした「万博山車」が復活し、日本一大きい「つくば万灯神輿」、多彩なダンスと伝統芸能が混じり合い盛り上がりをみせた。
研究学園駅前公園では、大道芸フェスティバル「アートタウンつくば2010」も開催。多様なパフォーマーによる大道芸パフォーマンスが繰り広げられ、中でも大道芸人たちによる野外オペラが注目を浴びた。
つくば市観光物産課の糸賀友美さんは、「今年の『まつりつくば2010』は、つくば市新庁舎開庁記念、そして第30回記念大会として、さらにパワーアップして開いた催。大盛況に終わりうれしい限り、嬉しい。多くの方のおかげ」と話す。