茨城県自然博物館で観察会「皆既月食を見よう」-日本で3年ぶり

2007年8月28日皆既月食(名古屋市科学館撮影)

2007年8月28日皆既月食(名古屋市科学館撮影)

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 ミュージアムパーク茨城県自然博物館(坂東市、TEL 0297-38-2000)で12月21日、特別観察会「皆既月食を見よう!」が開催される。

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 21日夕方に見られる「皆既月食」を同館屋上などで観察しようというイベント。日本で観察できるのは3年ぶり。

 首席学芸主事の木村正和さんは、「今回の月食は、欠けた状態で昇ってくる月出帯食(げっしゅつたいしょく)という現象でスタート。坂東市の月の出は16時20分過ぎ。16時41分に皆既になり、部分月食が19時2分に終わる。全ての過程が東の低空で起こるので、東側が開けた場所で観察するのがポイント」と話す。
 その他の観察ポイントについては「太陽からの波長の長い赤い光だけが地球の大気を通り抜けて月に届くために赤い満月となる点」「月が地球の影の北側を通るので月の上側が明るく光る点」を挙げる。

 開催時間は16時~18時30分。小学生以上対象(小学生は保護者同伴)で先着50人まで。申し込みは電話かメールで。荒天中止(中止の場合21日昼ごろ連絡)。詳しくはホームページで確認できる。

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