つくば中央公園(つくば市吾妻)で5月15日、祭りヒーロー「舞神双嵐龍(ぶじんソーランドラゴン)」が、東日本大震災復興支援活動の一環として支援物資を集める活動を行う。支援先は津波により甚大な被害を受けた岩手県山田町。
舞神双嵐龍は、平和を守るために踊り闘い、よさこいソーランが得意な、つくば発のオリジナルヒーロー。今月14日・15日につくばセンター地区で開催される「つくばフェスティバル2011」でヒーローショーを行い支援物資の提供を呼び掛ける。
主催する「TAM project」の黒田昌 樹さんは「参加賞やおまけでもらい未使用のシャープペンなど、できることからでいいので、関心を持って行動してくれるきっかけになったらうれしい」と話す。
募集する物資は、小学生の文具(学習帳・筆記用具・はさみ・のり・三角定規・美術用具)、楽器、子ども用の玩具(縄跳び・野球セット・ボール・ボードゲーム・漫画)など。文具は新品や未開封のものに限る。
「震災後『少しでも力になりたい』と、全国各地から集まったボランティアの人たち、頑張る被災者の人たちはまさにヒーローだと思った」と、宮城県南三陸町でボランティア活動を経験した黒田さん。「『一人ひとりがヒーロー』というメッセージを合言葉に活動してきた。これからも現地のニーズに合った活動を続けたい」とも。
物資受け付けは10時~16時。募集する物資の詳細はマブリットキバ公式サイトで確認できる。 ヒーローショーは14日の12時~、15時30分~。