小中学生の優れた発明作品を集めた「第11回ジュニア発明展作品展示会」が現在、つくばエキスポセンター(つくば市吾妻、TEL 029-858-1100)で開催されている。
つくば科学万博記念財団が主催するジュニア発明展は、アイデアを形にするプロセスを通して将来を担う子どもたちの創造性を高めることを目的に、全国の小中学生を対象に毎年開催している。今年は昨年を上回る6,966点の応募があった。
10月15日に漫画家松本零士さんを審査委員長として審査を行い、小学生部門最優秀賞=跡見理紗さん(愛知県刈谷市立双葉小学校5年生)の「片手で出せるポンプ」、中学生部門最優秀賞=原田悟君(愛知県安城市立安城北中学校3年生)の「牛乳パックリサイクル安全カッター」を選び、ほかに37点が入賞した。同展示会ではこれらの作品計173点を展示している。
松本さんは「生活や日々の行動パターンに密着した発明作品が多かった。工作技能が高く、発明への情熱を感じる作品が多く、すべての作品に賞をあげたかった」と総評している。
開催時間は9時50分~17時。2010年1月31日まで。