常総線の列車をまとめる水海道車両基地で11月3日、一般向けの特別公開イベントが開催され、過去最高となる2000人の鉄道ファンが集まった。
当日は、気動車の運転席の開放や車両撮影会、普段は絶対に入ることができない軌道内への立ち入りなど、鉄道ファン垂涎(すいぜん)の企画を用意。そのほか、列車をロープで引っ張る子ども綱引きなど、ファミリーで楽しめる企画も盛り上がりを見せた。
この日限定販売の「99周年記念乗車券」や運転士のかばん、駅名板などの中古品、中古機器も飛ぶように売れ、販売コーナーは常に人であふれる状態だった。
関東鉄道の森田玲泉さんは「例年よりもたくさんの方にお越しいただき、特に小さなお子さんを連れたファミリー層が多かった。幅広い年代の方々に喜んでもらえうれしい限り。頻繁に開催することのできない特別なイベントだが、次回開催時にも楽しんでもらいたい」と話す。