「自転車のまちづくり」推進のための市民参加によるワークショップを行ってきたつくば市は12月19日、市民ホールやたべ(つくば市谷田部、TEL 029-837-1131)でこれまでの活動を総括する「自転車のまちづくり検討ワークショップ」を開催した。
同市は提唱する「つくば環境スタイル」の一環として、自転車利用の促進を図ることを目的に9月26日、10月24日に「自転車マップ作成ワークショップ」を実施。市民延べ50人が参加して、市内各所を自転車を走り、走りやすさや危険個所などを地図にチェックした。
当日は、これまでの活動を総括しながら、グループに分かれて、つくばでの自転車利用促進に向けての問題や今後の課題などを話し合った。
同事業を担当するつくば市研究学園地区整備推進課の中村和彦さんは「つくば市は、平坦な街路であったりして本来自転車利用に向いた街。しかし、危険な個所や走りづらい部分も具体的になった。市民の皆さんが実際に自転車を走らせ、積み上げてきたさまざまな点を反映して、『自転車のまちつくば』を盛り上げていきたい」と話す。
ワークショップの成果を踏まえ、同市は今後、「つくば市の自転車マップ」制作を予定している。