つくば研究支援センター(つくば市千現2、TEL 029-858-6000)で2月12日、茨城県最高品質農産物研究会が講演会とセミナーを開催する。
同研究会は、県内の生産者・飲食業界関係者を中心に、世界トップレベルの農産物の開発と安心で安全な「食」の流通を目的とし、企業・大学と連携した土壌分析、作物体分析などの各種分析、その分析データを共有しより品質の高い農産物と農産物加工品作りに取り組んでいる。
今回のセミナーでは、県内を中心に66店舗を展開する坂東太郎グループ(本社=古川市)の青谷洋治社長が基調講演「失敗の連続から学ぶ」を行う。
子育て情報誌クルール茨城編集長で野菜ソウリエの阿南幸代さん(「100年後の家族の笑顔のために」)、茨城県工業技術センター技師酒井祥平さん(「食品抗酸化性評価に関する取り組みと今後の展開」)、日立共和エンジニアリング主管技師長で獣医学博士の光崎龍子さん(「社会の中の耐性菌」)が講演する。
同研究会の照沼勝浩会長は「生産段階だけでなく、消費者の手に届き口に入るまで、安全で安心な食を届けたいとの思いから、研究会ではさまざまな活動を行っている。講演を聞き、食への知識と関心を高めてもらえれば」と話す。
開催時間は13時15分~16時50分。参加費は会員=1,000円、非会員=3,000円。問い合わせは、同研究会事務局(TEL 029-282-0062)まで。