つくばの友朋堂書店(つくば市吾妻)で、茨城王(イバラキング)こと青木智也さん著の「ごじゃっペディア」が週間(11月12日~11月18日)ベストセラー1位になった。
青木さんは「いばらぎじゃなくていばらき」などの著者としても知られ、現在はラヂオつくば内の番組でパーソナリティーを務めるなど、訛(なま)りをはじめとする茨城文化を発信している。
「もともとホームページで茨城弁をまとめていたのがきっかけ。ホームページ開設当時は、茨城を紹介する個人サイトも少なく、単純に面白そうで始めた」と青木さん。「訛りはダサい、恥ずかしいなど、ネガティブなイメージが強かった。他県の人に笑ってもらえたり、自分たちで笑ってみたり、幸せになれるイメージを持って茨城弁をポジティブに捉えてもらいたい」とも。
青木さんは「茨城弁は他県の人が聞いても、全く分からない言葉ではない。けれど、アクセントやちょっとした単語が違っているなど、どこかが変。そのバランスに魅力を感じる」と話す。
今後は、ラジオや本だけにとらわれず、さまざまな媒体での茨城文化発信を視野に入れていくという。
12月11日には、西部筑波店(つくば市吾妻)でトークショー、サイン会を開く。