つくば市内の研究機関を巡って楽しく学ぶ「つくばのちびっ子博士2012」が7月21日から始まる。イベントで使用するパスポートは7月13日から、つくば市役所(つくば市)筑波窓口センター(つくば市)等市内11か所で配布を始めた。
多くの研究機関が集まるつくば市ならではのイベントで例年夏に開催。研究機関を見学・体験しながらスタンプラリーも楽しむことができる。
今夏は市制25周年を記念して研究機関37か所が協力。「食と農の科学館」「高エネルギー加速器研究機構」「防災科学技術研究所」「筑波宇宙センター」「地質標本館」等、各施設の展示や科学実験を見学することができる。体験コーナーや手作りコーナーを用意する施設も多い。
各研究機関に設置してあるスタンプをパスポートに集め、つくば市教育委員つくばちびっ子博士事務局へ申請した小中学生を対象に、最優秀ちびっ子博士、優秀ちびっ子博士、ちびっ子博士の認定制度を設けている。認定された人には認定証と記念品を授与する。
つくば市教育指導課の色川さんは「暑い時期の開催なので、帽子をかぶり水筒を持つ等、健康に注意しながら見学を」と話す。「スタンプを集めるだけでなく、子どもから大人まで多くの人に足を運んでいただき、興味や関心を高めていただければ」とも。
開催期間は8月31日まで。公開日、イベント開催日が限定されている研究機関や予約が必要な見学・イベントも。詳細はホームページで。