筑波山神社への参詣道「つくば道」(つくば市北条)で3月28日、筑波山と地域の歴史的財産に親しむ体験イベント「乙女のつくば道」が始まった。
徳川家光が整備したことで知られる「つくば道」。つくばで活躍するイラストレーターの山崎かのこさんと地元の人たちが「春のつくば道で歴史ある建物やおいしいものを楽しんでほしい」と企画した。昨年に続き2回目。
同31日までは、「わた部の春の蚕影神社ツアー」「お散歩ビューティーストレッチウオーキング」「矢中の杜(もり)で乙女の花嫁行列」などを実施。地域に根差した催しに多くの人が集まった。
今後は、「古民家女子入門~かやぶき散歩と土壁実習」(4月6日)、「原始的な糸紡ぎの道具スピンドルを作って糸を紡ごう」(同7日)など、古道各所で乙女をコンセプトにした催しを行う。
6日・7日は、古民家「佐治右衛門邸」で同企画限定の「おどめ食堂」を営業。菜の花サンド、昔のナポリタン、揚げパン(きなこ、さとう、ココア、シナモンなど)を用意する。