2020年の東京五輪に向け、スポーツ専門のDJを育成するのを目的にした「スポーツDJ養成講座『山本塾』」が4月13日、ラヂオつくばが主催するスタジオ内(つくば市吾妻)で開講された。
同講座は毎月1回の講義で、9月まで計6回行われる。スポーツDJとは、スポーツ会場をトークや音楽で盛り上げるパーソナリティー。同講座の講師は、東京都町田市在住のスポーツDJ山本ゆうじさん。初日は、スポーツDJになるための基礎知識やオーディションを受ける際の心構えなどを説明と実技を交えながら約2時間行った。
山本さんは「情報の引き出しをいかに多く用意するかが大事」として、話すためには情報収集の必要性を強調。「基本的にスポーツの試合会場には台本が無く、フリートークを行うため、その状況でいかに何かを伝えることができるか、がスポーツDJの基本。スポーツ専門のDJがあまりいない。女性のスポーツDJ育成にも力を入れていきたい」と期待を込める。