つくば竜巻被害から3年が経った5月6日、北条街づくり振興会と北条商店会が主催し、復興支援に協力した人々をもてなす「北条市」が今年も開催された。
徐々に復興してきた北条商店街を歩行者天国にして、北条商店会をはじめとする地元の店が出店。今年は例年と趣向を変え、バケツリレーや水消火器を用いた初期消火体験、起震車体験会など災害関連のイベントも多数実施。さらに、近隣で特に高齢者の交通事故が多く起きていることから、春の全国交通安全運動も同時に行った。
同振興会の坂入会長は「まだ心の傷を負っている方が多数いらっしゃるが、以前のような、皆が笑顔あふれる北条の姿に戻るように、皆さまのお力を借りながら、一歩ずつ進んでいきたい」と話す。