まち歩きをしながら撮影を楽しむイベント「つくばでいばあるき in 筑波山」が10月20日、開催される。つくばでの開催は今回が2回目となる。
約半日かけて対象エリアを練り歩きながら、参加者がそれぞれのカメラで街や人を撮影する。街歩きと撮影会の後に出力した作品の講評タイムがあるのが特徴。ルートはあらかじめ全て決めるのではなく、参加者の楽しさを優先し、その場で変更されることもあるという。
そもそもは茨城大学の学生、川原涼太郎さんが「さまざまなイベントが催されているにもかか関わらず、参加者の層が偏っている」ことに気付き「イベントの内容を発信すれば、参加のハードルが下がるのではないか」と始めた活動がきっかけ。ハッシュタグ「#いばあるき」と共に、県内で開催されるイベントの感想と写真をSNSに投稿していた。イベントに参加して発信していく活動から発展し、川原さん自身がカメラマンとしても活動することから、今年4月から街歩きを兼ねた撮影イベント「○○でいばあるき」となった。○○には開催地の地名が入る。単なる街歩きではなく、撮影することで街の新たな側面を発見するのが狙い。
川原さんは「普段行こうと思って行かなかったり、見ようと思わない場所に行くので、日常生活ではなかなかないものを見つけたりする」と話す。
所要時間は約5時間。対象エリアは県内全域で、。月1回以上開いている。参加費は、大人=2,000円、学生=1,500円(写真の出力費含む)。参加申し込みはフェイスブックのイベントページで受け付けている。