つくば駅前に10月1日、つくば初となるコワーキングスペース「up Tsukuba(アップツクバ)」(つくば市吾妻)がオープンした。経営はfor here(天久保3)。
Wi-Fiや電源、複合機などの基本的なオフィス機能を完備する同施設。面積は約40坪で、1人席=9席、フリーアドレス席=12席のほか、カウンター席、食事スペース、最大10人まで使える会議室などを備える。
月額会員は365日利用できるほか、1日や半日の利用、会議室のみという使い方もできる。個人向けと法人向けのプランがあり、オプションで郵便物受け取りや法人登記もできる。フリーランスのほか、会社員の通勤前通勤後の利用にも期待する。
運営資金はクラウドファンディングで調達。286人から317万8,186円の支援を受けた。リターンには会員権だけでなく、イベント開催権やパーティーへの参加権などを用意。オープン前から支援者が参加できる場づくりを意識したという。
同社代表社員の江本珠理さんは「つくばには数少ないコワーキングスペース。作業に集中できる場所として認知が広まれば」と話す。最初の月額会員となった澁谷泰蔵さんは「つくば駅前の盛り上がりにつながれば」と期待を寄せる。あらゆる挑戦を応援する場所」というコンセプトの下、さまざまな層の利用者に向けてイベントも企画している。
営業時間は、平日=7時~23時30分、土曜=10時~17時。日曜・祝日定休(月額会員は365日利用可)。料金は、個人会員=月額1万5,000円、ドロップイン=1日2,000円・4時間1,000円ほか。