アフリカの民族楽器ムビラの演奏会「mbrira Live in Tsukuba 2020 つながる~音・人・空間・時・気~」が1月22日、自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆店のもっくん珈琲(つくば市大曾根)で行われる。
ムビラはジンバブエの民族楽器。オルゴールの原型となったといわれる。会場となる同店に来店した真中幸子さんのつながりで今回のライブとなった。同店2階のフリースペースでライブを行うのは初めて。ムビラ奏者の実近修平さんは京都在住。
つくばでは初のライブ。今回はオーガナイザーである真中幸子さんを通じて実現した。会場である同店の店主も民俗楽器を演奏すると聞き、ムビラが思い浮かんだという。「ここでライブがやれたら」と、知人だった実近さんに打診した。真中さんはムビラの魅力を「その響きをずっと聴いていたいと思える。奏者と聴いている人の感性が出てしまうところや、ムビラを通してつながる人や世界がある」と話す。ムビラの形を模して、穴を開けたデザインのフライヤーも真中さんが製作した。
会場の照明を落とし、空間からも楽しめるようにするという。「ムビラを聴いて、どんな風に感じるのか、何が見えるか楽しみ」と期待を込める。同店店主の川村葉月さんは「空間を楽しむという音楽の聴き方に興味がある。当日一緒に聞きたい」と話す。
開催時間は19時~21時。参加費は2,500円(1ドリンクオーダー)。