
ホテル日航つくば(つくば市吾妻)が11月8日、地域の食材と文化に触れる体験型イベント「掘って、食べて、学ぶ!レンコン体験DAY」を開催する。
2022年10月に同ホテルが始めた「つくたび」プロジェクトの一環。ゲストと地域の人、ホテルスタッフが一緒に旅を作り上げることを目指している。同ホテルではこれまで、親子料理教室、サイクリング、つくばワインを楽しむツアーなどの宿泊プランを展開しており、延べ500人以上が利用してきた。
会場は土浦市手野町の「市川蓮根直売所」。3代目社長の市川誉庸さんが解説を担当する。市川さんは土浦市主催の「日本一のれんこんグランプリ」で2023年と2024年に最優秀賞を受賞し、土浦ブランド認定を受けている。
当日は、レンコン畑での収穫体験とレンコンの希少部位「芽バス」の試食(9時40分~11時30分)を行う。その後、同ホテル内の日本料理店「つくば山水亭 別亭」のシェフによる「レンコンづくしランチ」と、パティシエが作るレンコンデザートを眺めながら楽しむ(11時30分~13時)。13時15分からは同直売所で買い物タイムを設ける。
同ホテルの企画担当スタッフは「土作りからこだわる市川さんのレンコンは、都内のミシュラン選定レストランでも採用されている。収穫体験を通じて、茨城の食文化の魅力を感じてほしい」と話す。
対象は小学校高学年以上で身長150センチ以上の人。定員は25人。参加費は、レンコン掘り体験とランチのセット=7,000円、ランチのみ=6,000円。申し込みはホテル日航つくば宿泊予約サイトで受け付ける。