市制施行70周年を記念して募集していた土浦市のイメージキャラクターが、特産品であるレンコンをモチーフにした「つちまる」に決定した。
同市キャラクターのデザイン・愛称募集は4月から始め、825点の応募があった。市制施行70周年記念事業推進委員会が小学校、幼稚園、保育所の児童の意見も参考に審査した結果、大阪市から応募した福添あゆみさんの「つちまる」が最優秀となり、同市のキャラクターとして決定した。
福添さんは「日本一の生産量を誇る土浦市の特産品「レンコン」をモチーフにかわいい小動物のマスコットに描いた。首には土浦市の市章の入ったスタイ、青色は霞ヶ浦をイメージ。市の花「サクラ」のアクセサリーも付ける。丸い顔とまんまるの目が特徴」と製作意図を説明している。
そのほか、優秀賞に小山朝子さん(群馬県)の「ウララン」、村瀬まゆ美さん(岐阜県)の「浦之介(うらのすけ)」、松末哲也さん(兵庫県)の「はすぴぃ」が、特別賞に中村夏帆さん(土浦第二中3年) の「つっちゃん」」、武田淳宏さん(東小4年)の「土浦レンコン太郎」、中道みづほさん(土浦第二小4年) の「レンコンのロータスくん」が選ばれた。土浦市をイメージしたモチーフでは、「ハス」「花火」「風車」「霞ヶ浦」「かっぱ」「帆引船」などが多かった。
担当した同市政策企画課の河合敦子さんは「(最終優作は)日本一のレンコンをモチーフに、幅広い世代に愛されるキャラクターだと思う。『つちまる』の名称もキャラクターのイメージに合った土浦らしい名称」と話す。
同市は11月3日の市制施行70周年記念式典で表彰式を行い、同キャラクターの着ぐるみもお披露目する。今後、キャラクターグッズ、印刷物、ホームページなどで同キャラを活用していく。