筑波山民俗芸能「ガマの油売り口上」第20代名人、筑波山神社で襲名披露

第20代名人永井兵助襲名披露実演の様子

第20代名人永井兵助襲名披露実演の様子

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 筑波山の民俗芸能「ガマの油売り口上」の第20代名人永井兵助の襲名披露が10月23日、筑波山神社で行われた。名人交代は第19代吉岡久子さん(87)の襲名以来8年ぶり。

 新名人は、つくば市在住の金野龍一さん(70)。金野さんと「ガマの油売り口上」との出合いは1977(昭和52)年8月。筑波山ガマ口上大会で活躍した後、筑波山ガマ口上保存会の副会長に就任。ガマ口上保存会講習会校長、つくば市民研修センター講習会の講座長など、筑波山の民俗芸能を広めるため全国で幅広く活動してきた。

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 筑波山神社神殿で祈願し正式襲名披露を終えた金野さんは境内で口上を披露。はちまき姿で日本刀を抜き「さあさあお立ち会い」と熱演し多くの観光客を集めた。披露宴では、関連団体の代表者・つくば観光コンベンション協会から認定証が贈られ、ガマ口上で使用する垂れ幕が授与された。

 筑波山ガマ口上保存会の森さんは「新名人と保存会で一体となり、今後も、筑波山の民族芸能である『ガマの油売り口上』を正調で伝承し、つくばの観光とまちづくりに貢献していきたい」と話す。

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