つくばで9月12日、「古民家のいえづくりワークショップ」開催される。主催は、地元の一級建築士事務所「里山建築研究所」（つくば市神郡、TEL 029-867-1086）など。

　会場となる、TX「みどりの駅」近くの宅地一体型民有緑地として計画された地区に移築･再生された古民家で、左官職人の沼尻博さんが講師となって「土壁作り」体験を行う。

　1回目となる12日は、土壁の基礎となる竹割りと小舞かきを体験。「小舞」とは、土壁の下地として竹などの材料を構造材の間に細かく組んで、シュロ縄できつくかいた土壁の下地のこと。2回目は10月、土壁塗り体験･見学会を予定している。

　ワークショップを計画する同社の阿部有希さんは「昔は、自分の納屋の土壁は自分たちの手で手間をかけて修理･維持してきた。土壁技術を学び体験する良い機会。家づくりの楽しさを泥んこになって体験してもらえれば」と話す。

　問い合わせは同社まで。