筑波山の老舗旅館「筑波山江戸屋」(つくば市筑波、TEL029-866-0321)が11月、館内の障子をリニューアルした。
使用した障子は「ゆめあり」というデザイン障子で、新手法を使い通常の障子よりも耐久性が高いのが特徴。「障子を替えただけで室内が華やかになった。まるで改装をしたような感じ」と同旅館取締役の吉岡美奈さん。
最初はトライアルも含め、浴場へ向かう階段部分の窓の障子を張り替えた。「前以上に雰囲気が良くなった階段を見て、さらに追加する事を決め」、その後すぐに、食事部屋の窓も張り替えた。
「ゆめあり」の製作販売を手掛ける「ユニアート」(水戸市)の中川社長と、同旅館の吉岡さんは以前からの知り合いで、雑談の中から今回の障子リニューアルの提案が出た。「知り合いだった事もあって打ち合わせもスムーズに済み、通常の営業を行いながらリニューアルできた」と吉岡さん。
今後、他所の張り替えも視野に入れる。