筑波山で3月3日、つつじケ丘と山頂を往復する筑波山ロープウェイの夜間運行「スターダストクルージング 夜の空中散歩」が始まった。
標高877メートルの山頂から関東平野に広がるスケールの大きな夜景が楽しめることから、カップルをはじめ幅広い年齢層に人気を集める同企画。筑波観光鉄道の渡辺充彦さんは「筑波山からの夜景は天候に左右されるが、雲がなく空が澄んでいる時には光が海のように広がる」と話す。
期間中、イベントも開催。今月24日には東筑波ユートピアの猿が登場する「クイズ大会とお猿のショー」、31日にはゲーム大会や餅つきを楽しめる「夜間営業ファイナル感謝祭」?を予定する。つくば市のキャラクター「ツクツク」も参加する。
渡辺さんは「昨年は東日本大震災で筑波山ケーブルカー・ロープウェイ共に被害を受け、多くのの人に迷惑をお掛けした。筑波山からの夜景は停電で真っ暗になった。『あの日からここまで戻ってきたんだ』という希望の光として夜景を眺めていただけたら」と話す。
夜間運行時間は17時~21時。土曜・日曜・祝日のみ運行。乗車料金は、中学生以上往復=1,000円、小学生以下無料。夜間運行は3月31日まで。