つくばエキスポセンターの「レストラン滝」(つくば市吾妻2)で11月27日、農研機構中央農研センター・鳥獣害研究サブチームの仲谷淳さんを講師に迎え、「イノシシと人間のかかわり」をテーマにサイエンスカフェが開催される。主催はジオネットワークつくば（つくば市東1、TEL 029-861-3687）。

　｢ジオネットワークつくば｣は茨城県つくば市地域で、国際惑星地球年（IYPE）日本に参加する7研究機関とつくば市を核として、地球環境科学に関する研究・教育機関、自治体、企業、マスコミ、環境NGOから構成される地域ネットワーク。同カフェは9月からスタートした。

　これまでに、水、気象、森、米などのテーマに5回を実施。毎回30人ほどが参加し、コーヒーを飲みながら、担当する研究者からのテーマについての話を聞く。当日は活発な質問も飛び出すなど、研究者と市民のコミュニケーションの場として順調に機能している。

ジオネットワークつくば事務局の古川竜太さんは「参加する市民の方はとても熱心。知識レベルの高い質問も飛び出したり、参加者の研究成果や考察をお話されたりする場合も。つくばらしい側面を感じる」と話す。

開催時間は18時～19時30分。無料。定員は30人。参加申し込みは同事務局まで。