つくばに竜巻の爪痕-信号機落下や送電線断線、復旧へ

被害直後の北条地区(神達岳志さん撮影)

被害直後の北条地区(神達岳志さん撮影)

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 5月6日に発生した竜巻の影響で被害を受けたつくば市が、「つくば市災害ボランティアセンター」を設置するなど対応に当たっている。竜巻の痕は約9キロ続き、特に北条地区の被害が大きい。

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 竜巻がつくば市を通過した約2時間後、北条地区を通って自宅に帰る予定だった檜山智子さんは「北条周辺は通行止めで大きく迂回(うかい)して帰った。途中、信号機や電柱が倒れていて、屋根やがれきが散らばっていた。警察官が誘導してくれたがとても怖かった」と振り返る。

 つくば市では送電線の断線や変圧器の落下の影響で7日午後現在も2500世帯が停電中。断水は5200世帯が被害に遭ったが7日0時19分に全面復旧した。

 被害の大きい地域では、市の職員らが現地で被害状況を調査している。同市危機管理課では「避難所である小田小学校には約10人が避難しており、その他の地区公民館などで避難生活をしている人がおり現状把握に努めている」と話す。

 ボランティアセンターでも現在ボランティアニーズを調査中。把握でき次第、ボランティアを派遣する予定。

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