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つくばの研究所、オンライン一般公開へ 加速器見学、研究者トーク楽しんで

リハーサルの様子

リハーサルの様子

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 高エネルギー加速器研究機構(つくば市大穂)は9月6日、夏の一般公開をオンラインで開催する。

 毎年9月に開催される同イベント。通常であれば4000人を動員するが今年はオンラインで開催する。当日は研究者との15分のトーク企画を19本と、同機構内の放射光実験施設(フォトンファクトリー)やスイスの欧州原子核研究機構(CERN)との生中継などをユーチューブとニコニコ動画で配信する。素粒子物理を研究する同機構には直径1キロの巨大な加速器などがあり、通常の一般公開では施設内部の見学が目玉企画の一つだった。「本来であればここにしかない実験装置に直接触れられる絶好の機会。それを補うコンテンツに」(同機構広報室の高橋将太さん)と、ライブ配信だけでなく、同機構内のさまざまな加速器や制御室、関連施設であるJ-PARC(那珂郡東海村)の施設内部を研究者が紹介する動画を20本ほど公開する予定。

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 トーク番組を中心にした理由について「科学や物質には無機質な感じがするかもしれないが、全て人の営みの延長にあるもの。実際にこういう人がやっているのか、と科学を身近に感じてもらいたい」と言い、「子どもに研究者を目指したいと思ってもらえるきっかけになれば」と意気込む。

 当日までの参加型企画として身近にある道具を使って撮影した実験動画をツイッターで募集する「おうち de KAGAKU」も公開している。「身近なものでこんなことができると、一般公開が終わってもサイエンスを楽しんでもらえれば」と高橋さん。

 研究者とトークするゲストにはつくば市内の情報をブログやユーチューブで発信する「勝手につくば大使」の小村政文さんなどを予定している。高橋さんは「普段の生活からは遠い素粒子物理を扱う研究機関が地元から愛されることは重要」と、あえてサイエンスに縁が遠かった人を推薦したという。

 「北海道から沖縄まで、普段来られない人にもKEKを知ってもらいたい。アーカイブは残るが、ぜひリアルタイムで視聴しコメントを残してほしい。放送中に研究者がコメントに反応するかもしれない」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時

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