5月6日の竜巻で被害を受けたつくば市の北条地区への野次馬を防止しようと、地元のコミュニティーラジオ局「ラヂオつくば」が呼び掛けている。
実際に呼び掛けている言葉は「お願いです。竜巻被害におきまして、懸命な復旧作業が順次行われておりますが、残念ながら多くの見物客のため、実際に北条地域内に入らなくてはならない方々が立ち往生している状況です。どうぞご理解を頂き控えてください。お願い申し上げます」といったもの。
同局の岩崎幸教局長は「ボランティア目的の方や、知り合いを心配されている方々など、現地に訪れる人はさまざまだと思う。だが、まずは現地の復興準備が先決。さらなる混乱や、初動の遅れを防ぐために、まずは落ち着いた行動を取らねばならない。情報発信で協力できれば」と話す。
被災地では、現地に駆け付けた人の車で道路が渋滞し、実際に支援活動を行う人が立ち往生してしまっている状態が続いている。