つくば市の北条地区で5月7日から、竜巻によるがれきなどの撤去活動が「つくば市産業育成協議会」メンバーにより行われている。
同協議会は、地元の建設関連企業、地場産業育成企業など重機を持っている地元企業227会員で構成され、市と防災協定を結んで災害復旧に当たっている。北条地区の竜巻被害の災害復旧活動へは、旧筑波地区50社から約70人が参加し、災害対策本部と連携して迅速に活動に当たっている。がれきを運ぶトラックは約50台。1日約700往来し、がれき処理を進めている。
同協議会の五頭泰誠代表理事は「われわれの活動は3.11での災害復旧活動が教訓となっている。震災時、がれきの撤去、処理問題は重要課題だった。生活道路のがれき撤去活動を速やかに行うことで、二次災害を最小限に防ぐことができる」と話す。
「地域の人々が手を取り合い助け合って復興に取り組むことが大切。Face to faceで心が通い合う助け合いが必要」とも。
道路に落ちた瓦やトタンを片付け交通を確保、8日にはがれきの撤去作業と並行して電柱の建柱作業にも協力。電気の全面復旧へ向け今日も作業が続けられている。