つくばセンター広場(つくば市吾妻)と中央公園などで5月12日・13日、つくば四大祭りの一つである「つくばフェスティバル」が開催された。
初夏恒例の同イベント。例年、科学体験や国際交流をテーマに開催してきたが、今年は竜巻被害からの復興を新たなテーマに加え開催した。
メーン会場のセンター広場では、地元飲食店や世界各国の料理が味わえる屋台や、ガラス彫刻、化石発掘などの体験ブースが国際色豊かに並び、防災科学技術研究所による「サバイバル飯炊き(サバメシ)体験も行われた。会場には親子連れなど多くの人が訪れ、長い行列ができるコーナーもあった。
特設ステージではご当地ヒーローショー、ダンス、楽器演奏、ライブなどを開催。被災各県と東京のご当地キャラも登場した。
市の鳥である「フクロウ」がモチーフのご当地キャラクター「ツクツク」は、募金箱を持った地元学生と共に各会場にも登場し復興支援への協力をPRした。多くの出店者も協力し各店にも募金箱を設置、千羽鶴の作成コーナーも設けるなど会場各所で復興支援への協力を呼び掛けた。
家族で会場を訪れた地元小学校3年生の小川君は「友達の親せきの家が竜巻に遭ったと聞いた。怖いと思った。僕もお小遣いから募金した」と話していた。