筑波山で9月15日と29日、「筑波山パワースポット巡り」が行われる。「筑波山の魅力を伝えたい」と筑波観光鉄道(つくば市筑波1、TEL 029-866-0611)が主催する。
筑波山は山全体が御神体としてあがめられ多くの伝説が語り継がれている。両日、筑波山神社の神職自ら、神様の力がみなぎるとされるパワースポットを案内する。
コースは、つくばエクスプレスつくば駅→専用シャトルバスで筑波山神社入り口→筑波山神社境内の「筑波山神社の大杉」で祈とう→ケーブルカーで「立身石」「大石重ね」「男女川源流&紫峰杉」→筑波山自然研究路1周。「筑波山神社の大杉」では、筑波山のパワーを取り込むため筑波山神社神職が祈とうする。「大石重ね」では祈とうした奉納用の「願い石」に願いを書いて奉納し祈願する。
「男女川(みながわ)源流と紫峰杉」は、5月から一般登山者が観光できるようになった新名所。古くから伝わるパワースポットで紫峰杉は樹齢800年と推定される。観光客が歩けるような道がなかったため筑波山神社と同社により道を整備し観光が可能になった。
同社の坂入国夫さんは「新名所の紫峰杉は枝が太く大きく圧巻。ぜひ見てほしい。多くの人に筑波山の魅力を体感していただければ」と話す。