霞ヶ浦湖畔の霞ヶ浦総合運動公園（土浦市）風車前広場で12月20日、「光がつくるアート－水郷桜イルミネーション＆竹あかり」の点灯とアイスチューリップの展示が始まった。

　「公園を訪れる人たちにより大きな喜びと感動を与えたい」と土浦市産業文化事業団が冬のイベントとして企画した。今年が初の試み。

　イルミネーションは霞ヶ浦、桜、土浦の花火がモチーフ。「竹あかり」は丸い穴を多数空けた2メートルの竹筒60本を使用。穴からこぼれる明かりが幻想的な空間を作り出す。

　アイスチューリップは数カ月前から温度調整で実現した冬咲きのチューリップ。風車前花壇に1000本を展示する。

　22日16時30分から、点灯式を開催。亀城太鼓、よさこいソーラン、日本舞踊の演舞を予定するほか、先着100人に記念品も用意する。

　同財団の吉田純一さんは「春は桜、夏は水のせせらぎ、秋は紅葉と四季折々の風情が楽しめる同公園。輝くイルミネーションと咲き誇るチューリップで、より多くの人たちに冬の公園も楽しんでいただければ」と話す。

　イルミネーションの点灯時間は16時30分～21時。アイスチューリップの展示時間は9時30分～19時ごろ（天候により変更になる場合も）。1月31日まで。