「パンの街づくり」を推進しているつくば市では、参加する各店が交代で「今月の旬パン」を発表している。1月は、オークラフロンティア ホテルつくばの「モンファリーナ」（つくば市吾妻1 TEL 029-852-5065）が「抹茶メロンパン」（147円）を発売している。

　パンによる街づくり運動は、2004年からつくば市商工会と市内のパン店が連携して始めた。現在は市内のパン店11店舗が参加する。「今月の旬パン」は、参加各店の自慢の味や技術を生かした変り種パンや季節のフルーツを使ったものなどを発表、市民から好評を得ている。

　抹茶メロンパンは、地元産の小麦粉を使い、細かくひいた茶葉を生地に練りこみ、大納言小豆をトッピングした和風テイストのパン。同店で現在実施している｢メロンパンフェア｣では、カフェ・キャラメル・バナナ・サクサク（各126円）、シュークリーム・抹茶・ストロベリー（各147円）のメロンパンを販売しており、2月はさらに種類を変えて販売する予定だという。

　同事業を担当するつくば市商工会の浅野和男さんは「科学やテクノロジーが目立つつくばだが、おいしいパン店がたくさんある。それぞれの店の職人が作る特色あるパンを市民に楽しんでもらいたい」と話す。

　モンファリーナの営業時間は9時～18時。