つくばカピオ(つくば市竹園1、TEL 029-851-2886)で5月15日、朗読でつづる一幕オペラ「☆一番星オペラシリーズ第一弾/トスカ」が上演される。
青年画家と恋人トスカの悲しい恋の物語である「トスカ」はプッチーニの名作。今回上演される「トスカ」は、その名作を基につくば市在住のピアニスト中山ちあきさんが新たに台本を書き企画・構成したもの。中山さん主宰の「一番星」によるオペラシリーズ初の公演となる。
トスカ役はソプラノ歌手の家田紀子さん、相手役はフルート、悪役をチェロ、情景描写はパーカッション、オーケストラはピアノが、それぞれの楽器の特徴を生かし演じる。歌は原作に忠実なイタリア語だが、朗読の渡部翔さんが日本語でわかりやすく解説するという構成。上演時間は1時間。
数々のオペラ公演で重責を担いピアニストとしても幅広く活動している中山さんは「長年の願いがかないつくばでオペラを企画することができた。歌と音楽と朗読でつづられる今回のオリジナルオペラを、多くの皆さまの耳と心に届けたい」と話す。
上演開始は15時。チケットは、一般券=2,500円、ペア券=4,000円、プラチナ券(60歳以上)=1,500円。