つくば100キロウォーク実行委員会が現在、宮城県への災害支援ボランティアを募集している。
「つくば100キロウォーク大会」は、東京オリンピック直後から開催されてきた「桐生100キロウォーク大会」の伝統を関東地区有志の人々が引き継いだ大会。同大会は今年も、つくば山ろくのコースで、5月最終土曜・日曜に行われる。
大会には東北地方からの参加者も登録していたことから、「震災直後は安否確認を第一に、その後、現地のニーズを聞きながら物資の支援を実施してきた」と、同実行委員会代表の中村宏さん。
3月27日、宮城県塩釜市で実行委員3人がボランティア第一陣として活動した。作業は津波で浸水した家具や畳などの搬出など。「津波による被災地はいまだ混乱しており、県外ボランティアを受け付けている所は少ない。1人の力は小さいが、今後支援の体制と輪が広がれば。被災者の生活再建まで支援を続けていきたい」と活動を終えた村上さんたちは話す。
今後の活動は、4月2日・3日、同9日・10日を予定している。ボランティア希望者は同委員会(TEL 0285-23-0180)まで。