なでしこリーグ入りを目指す「つくばFCレディース」(つくば市小野崎、TEL 029-859-2677)は4月16日、必勝祈願と併せ、被災地の復興祈願と筑波山の観光復興を願い激励会を行った。
筑波山登山道が東日本大震災の影響で一部閉鎖されているため、近隣ホテルや旅館へも影響が出ている。
当日は、筑波山神社(つくば市筑波)で必勝と復興を祈願の後、老舗旅館「筑波山江戸屋」(つくば市筑波)に選手とスタッフ、つくばFCフラッグパートナー企業の関係者ら約50人が集まり、「新たな一歩」を誓い合った。
激励会では、筑波山旅館組合青年部から選手たちへ今後の活躍を応援するメッセージを記した色紙手渡され、選手たちからは筑波山の観光復興と被災地の復興を願う応援メッセージを送り、互いにエールを交わした。
同チーム副キャプテンの菅野博子選手は「私は岩手県の平泉町出身。観光名所だが、やはり観光客の足が途絶えている。筑波山の観光に携わる皆さんも本当に厳しい状況だと思う」と話す。「私たちがなでしこチャレンジリーグへ昇格し活躍することで、多くの人につくばを知ってもらい、少しでも筑波山の観光に貢献できれば。私たちの活動が明るいニュースとして皆さまにお届けできるように全力で頑張りたい」とも。