つくばの小田城跡(つくば市小田)で1月14日、豊作や無病息災を願う小正月の伝統行事「どんど焼き」が開催された。小田二十日会の主催で、今年で24回目。
竹で組んだやぐらに、門松やしめ縄などの正月飾り、人形、だるま、破魔矢などが積み上げられ、16時から日枝神社宮司による祈とうが行われた。
その後「火入れ式」が行われ、地元住民や他県から見学に訪れた家族連れなど多くの人が火を囲み、ササ竹の先に付けた餅を焼いて無病息災などを願いながら食べた。地元の小学2年生の男児は「大きな地震のない年になってほしい」と願いを込めた。
会場では豚汁が振る舞われ、打ち立てのそば、焼きそば、焼きいも、地元農産物の販売も行われ、にぎわいを見せた。