つくば市の「第1回つくばコレクション」が2月6日、発表された。
同市の優れた物産品を市が認証する「つくばコレクション」。地元物産品の販売促進、観光の促進、地域経済の活性化を図るのが狙い。
初の試みとなる今回は食料加工品を対象とし、昨年12月1日から公募。23事業所から38品の応募があり、産地・オリジナリティー・品質・価格・信頼性安全性などを重視して審査した結果、初の「つくばコレクション」として7点を認証した。
認証品は以下。稲葉酒造場(つくば市沼田)の「男女川純米大吟醸槽しぼり」、つくば観光コンベンション協会(筑穂)の「花咲く峰より筑波山の梅酒」、菓子処いとう(並木)の「福来氷」、洋菓子店コート・ダジュール(東新井)の「北条米シフォン」、飯田農園(天宝喜)の「天宝喜みそ」、パティスリーマリア(筑穂)の「ワタクモ」、沼屋本店(谷田部)の「福来ぽんす」。
いずれも、自社で原材料を栽培、地元産の原材料を使うなど、つくば産食材へのこだわりが感じられる。今後は認証マークを表示して市場に出すことができ、取扱店には「のぼり」も設置する。
つくば市観光物産課の小川康夫さんは「物産品を通してつくば市のイメージアップ、観光や地域の活性化を実現していきたい。イベントや物産展などでも推奨物産品『つくばコレクション』として全国へPRしていく」と話す。