筑波山麓「小田米」の米粉、地元で広がる-パン、ケーキ作りにも

つくば小田産「小田米米粉・筑波喜右衛門」

つくば小田産「小田米米粉・筑波喜右衛門」

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 つくば駅構内の地元特産品販売店「つくばの良い品」(つくば市つくば市吾妻2、TEL 029-859-4147)で昨年12月から販売されている「小田米米粉・筑波喜右衛門」が人気を集めている。

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 筑波農場(小田)が「筑波山の麓で収穫されるブランド米「小田米」をより多くの場で利用してほしい」と試行錯誤を重ね商品化したもので、粒子の細かさは業界最小の30ミクロン。「パンやケーキなどに利用いただけるよう品質を高めてきた」と同農場社長の小久保貴史さん。

 商品名は、筑波山の麓で340年農業を営んできた「筑波農場」の屋号「喜右衛門」から。「米粉も長く人々に愛される商品になってほしい」との思いを込める。1袋500グラム、500円。

 「米を利用した新たなレシピが生まれ、日本の食品自給率向上の一端になればとの思いもある。地元産の米粉で、つくばならではの商品が生まれるのもうれしい」と米粉の普及に意欲的に取り組む小久保さん。

 地元フランス洋菓子店「コートダジュール」では1月2日から、同粉を使ったシフォンケーキを販売し、初日は30分で完売した。地元有名和菓子店「志ち乃」でも新商品「ブルドネージュ」を開発中で2月から販売予定。

 「つくばの良い品」の営業時間は8時~20時。

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