土浦の土浦まちかど蔵(土浦市中央1)など3カ所で6月30日から、「フルーツ王国 山形の天童フェア」が開催される。
土浦市は、江戸時代から明治時代にかけて土浦藩の領地が天童市にあったのを縁に、2000年12月に天童市と観光物産交流協定を締結。以来、毎年サクランボとラ・フランスが旬を迎える季節に「天童フェア」を開催している。
各会場には、サクランボ「佐藤錦」をはじめ、青菜を細かく刻んで大根やニンジンと漬けた「おみ漬け」、将棋の生産で有名な天童ならではの菓子や将棋にちなんだ特産品がそろう。
会場と開催日は、土浦まちかど蔵が6月30日、さんぱる(土浦市荒川沖東2)が同30日・7月1日、小町の館(土浦市小野)が7月1日。
さんぱる会場では、同30日10時~、14時~の2回、ちりめん細工「ふくろう」づくり体験教室も開催する。各定員10人で先着順。かすみがうら市物産展も同時開催し地元の特産品を販売する予定。
土浦市観光協会の菊田豊さんは「今年も天童から採れたてのサクランボが届く。交流を深めるとともに、町の元気につながれば」と話す。