つくばの国立環境研究所(つくば市小野川、TEL 029-850-2314)で7月21日より、身近なことから自然や環境を楽しく学ぶことのできるイベント「夏の大公開」が開催される。
期間中、敷地内の12棟を公開。「自然や科学への興味、環境への関心を高めること、楽しく学んでエコ力を向上させること」を目的に、実験体験や手作り体験イベント、資料の展示等などを実施する。
環境リスク研究棟では、ドチザメやネコザメの「さめ肌」を触れるコーナーやタコや磯の生き物に触れるコーナーを設けるほか、サメの歯を使った携帯ストラップ作り体験、ペットボトルのアクアリウム作り体験も展開。
そのほか、遺伝子工学研究棟での「自分DNA観察体験」、環境資料タイムカプセル棟の「液体窒素の体験実験」など、研究施設各棟で多くの体験コーナーを用意する。
同研究所広報室の志賀薫さんは「小さな子どもも楽しめる体験イベントから大人向けの講演会・研究紹介など、盛りだくさんの企画を用意している。身近な環境を楽しく学ぶ一日を過ごしていただければ」と話す。
開催時間は9時30分~16時(受け付けは15時まで)。入場無料。