筑波実験植物園(つくば市天久保4、TEL 029-851-5159)で9月15日から、「植物VS昆虫展」が開催される。
食虫植物の進化をはじめとした植物と昆虫との関わり合いを知ってもらおうと企画された同展。国立博物館の研究者によるガイドや昆虫と触れ合える体験型のコーナーなど、普段経験できないイベントを多数企画する。
企画を担当する研究員の奥山雄大さんは「植物の裏には昆虫が、昆虫の裏には植物がある。虫のことを知って初めて分かる、植物の暮らしの『なるほど』がいっぱい詰まっている企画展になった。マルハナバチの巣がのぞけるコーナーや、勢ぞろいした食虫植物もお薦め。小さな世界だが驚きのドラマがある。珍しい展示ばかりなので、この機会に目にしてもらえれば」と話す。
開催時間は9時~14時30分。入園料は300円(高校生以下・65歳以上は無料)。今月23日まで。