つくばの小田城跡(つくば市小田)で1月19日、竹で組んだやぐらに門松や正月飾り、お守り等を積み上げて燃やす火祭り「小田どんど焼き」が開催された。
「どんど焼き」は、燃やした火で篠竹の先に刺した餅を焼いて食べ無病息災や豊作を願う伝統行事で、小田地区での開催は今回25回目。小田二十日会が主催する。
当日は豚汁の無料サービスのほか、地元産のそば、野菜、焼き菓子、餅や焼そば、焼き芋の販売やチュロス、クレープなどの移動販売車も登場。地震体験車での震度7体験や餅つき体験も実施し、多くの人でにぎわった。
16時からの「火入れ式」には多くの人が参加。日枝神社宮司による祈とう、同市長あいさつ後、全員のカウントダウンで櫓(やぐら)に火が入ると見事な火柱に歓声が上がった。
日没後は3年ぶりに、スターマインも打ち上げられた。