つくば国際会議場(つくば市竹園2)で2月19日、並木中等教育学校が「スーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)成果報告会」を開いた。科学研究部員を中心とする発表者が、自ら取り組んだ幅広いテーマの科学的研究について、口頭発表とポスター発表を行った。
並木中等教育学校は2012年に文部科学省からSSHの指定を受けた。成果報告会を行うのは昨年に続き2回目。今年の研究には、理数系の内容だけでなく、社会科学やスポーツ・芸術関係の分野のものもあった。「科学の甲子園ジュニア」に出場した生徒やSSH事業の一つである海外セミナーに参加した生徒たちの報告も行われた。
報告会では、事業に関する報告の後、生徒による口頭発表とポスター発表のインデクシングが行われ、スライドを使って自らの研究を堂々と発表する生徒の姿が見られた。スライドや発表には生徒それぞれがさまざまに工夫を凝らしており、来場者の興味を誘っていた。
午後に行われたポスター発表では、生徒間で研究についてアドバイスし合ったりするなど、活発な議論が見受けられた。