「筑波山梅まつり」始まる-開園式に多くの観光客

「筑波山梅まつり」開園式の様子

「筑波山梅まつり」開園式の様子

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 筑波山梅林(つくば市沼田)で2月22日、「第41回筑波山梅まつり」が始まった。同日、梅林内特設ステージで行われた開園祭や開園式には多くの観光客が訪れ、華やかな開幕となった。

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 筑波山梅まつりは、筑波山中腹に位置する筑波山梅林で毎年行われている。同梅林は田園風景や研究学園都市を含む関東平野を一望でき、晴れた日には富士山やスカイツリーを望むこともできる。

 期間中、梅茶のサービスや筑波山名物ガマの油売り口上が毎日あるほか、日曜には野だて茶会、土曜・日曜にはステージイベントが行われる。3月2日・9日・16日には観梅イベントとして、ゲストも多数出演するほか、周辺各店舗では梅を使った期間限定料理を提供。「超小型モビリティ」の展示・試乗も行う。

 新たな取り組みとして、林道沼田新田酒寄線市営第一駐車場-桜川市酒寄間の通行止め(期間中毎日9時~16時)と筑波山梅林ピストンバスの運行を行う。ピストンバスは市営第一駐車場-梅林内「展望あずまや」間を期間中の土曜・日曜・祝日の9時~16時に運行。各便の定員は9人。体の不自由な人や高齢者を優先する。

 開園祭として筑波山神社による神事が執り行われた後に行われた開園式では、常陸乃国ふるさと太鼓やよさこいソーランなどが披露された。梅はまだつぼみだったが、来場者は筑波山の春が近づいているのを感じていた。

 担当者は「梅の見頃は天候によって変わるので何とも言えない部分がある。いつも梅林に来ていただければ」と話す。

 梅まつりは3月23日まで。

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