常総市にある松岳寺内で10月5日、今年で9回目を迎える「豊年こいこい粟嶋さま例大祭」が開かれた。
同祭世話人会代表の長岡徳樹さんが、同寺にある粟嶋神社で粟嶋さまの功徳である「五穀豊穣(ほうじょう)・延命長寿・縁結び・子孫繁栄」などの加護を受け、同市の少子高齢化を懸念し、地域おこしの一助となればという思いから始めた。毎年10月第1日曜に祈とう、歌謡演舞、長寿餅まきなどが行っている。
当日は悪天候のため、奉納花火は中止となったが、それでも地域周辺の老若男女200人ほどが訪れ、おはやし、民舞、のど自慢などを楽しんだ。
他にも、同神社の縁結びなどのご利益にあやかり、少子高齢化対策として、同世話人会では茨城県と協力して積極的に婚活などのふれあいなどのパーティーも促している。
長岡さんは「農業のさらなる発展と良縁づくりは、この街には重要な課題」と話す。