「自転車で茨城を走ろう!」をテーマに11月15日、筑波学院大学(つくば市吾妻)で「自転車フォーラム」が開催される。
茨城県の道路総延長は北海道に次いで全国2位で、車の多くは幹線道路を走り、それ以外の道は通行量が少ないため、自転車でゆったり走ることができ、さまざま風景を楽しめるのが特徴。
つくば市も旧筑波鉄道の廃線跡地を活用されて整備された岩瀬から土浦の約40.1キロの大規模な自転車道「つくばりんりんロード」がある。土浦からも接続している霞ヶ浦サイクリングロードでは霞ヶ浦1周約136キロにもなるルートもあり、自然や筑波山、湖などを眺めながら楽しめる風景がたくさんある魅力的なサイクリング天国でもある。
同イベントは、自転車の楽しさ、安全、マナー向上を提案し、自転車利用者の裾野を広げるとともに、自転車による観光交流人口の拡大と地域振興を図るために、日本一のサイクリングロードを目指していきたいと、茨城県とNPO法人「りんりんプロジェクト」が主催する。
当日は、第1部で自転車ツーキニストの疋田智氏が「楽しんで健康に、自転車通勤はイイコトばかり」をテーマに基調講演を行うほか、第2部ではサイクルライフナビゲーターの絹代さんが疋田さんほか他4人のパネリストとパネルディスカッションを繰り広げる。
併せて、中庭では自転車教室を開講。初心者向けのロードバイクの取り扱いやポジションフィッティング指導、ぺダリング体験などを行う。「この機会に女性にもローバイクに興味をもってもらい、始めてほしい。女性にも優しい教室なので、気軽に足を運んでいただければ」と担当者。
開催時間は13時~16時。定員は300人(先着順)。参加は無料で要事前予制。申し込み方法はホームページで確認できる。